ヒキこもごも…。

使って良かったモノの感想とか、日々雑感です。

CDコレクションのこと。

私のもう一つの趣味として、粛々とCDを収集してきた。そのCDラックに収まっているCDをたちをみるにつけ、今まで歩んできた音楽遍歴が垣間見れて感慨深いのである。

まず、高校生の頃。ラジオから偶然流れてきたビートルズに心奪われ、情報を集めて随分集めた。そして、ロックの世界に魅了され、音楽雑誌などを手に取るようになる。

ロッキングオンミュージック・マガジンレコード・コレクターズ…。気がつくと、CDを集めることが好きになっていた。高校の終わり頃にプログレにはまり、その周辺のCDを熱心に収集した。キング・クリムゾンピンク・フロイド、イエス…。などなど数え切れないほど聞き込み、惚れ込んだ。

しばらくして、日本のロック事情にも関心を持つようになった。ときはバブル全盛期。YMOを知ったのも友達のラジカセから聞かされた1曲だった。ライディーンの衝撃は今でも忘れられない。夢遊病者のように何度も再生し、聞き込みまくる。

YMOメンバーのソロも買い集め、YENレーベルも好きになった。

サブカル全盛期の頃の話。様々な珍盤、希少盤を求めては中古盤やなどを徘徊するようになる。手元にはかなりの数のCDが溜まった。

そして、大学生。ロックだけ聞いていてもなぁ、というわけで、生まれて始めてジャズの音楽を聴くようになる。初めて買ったCDはマイルスデイビスラウンドアバウトミドナイトだったな。

タイトル曲の染み入るようなトランペットの音色にノックダウン。これをきっかけにジャズ音楽にのめり込む。ジャズジャイアントと言われる人のCDを片っ端から買い集めた。聴き込む。夢心地。

就活を始める頃になると、ジャズも一段落し、今度は環境音楽という音楽ジャンルに興味が湧く。ブライアン・イーノの音楽を知ったのはサウンドレコーディングマガジンという業界誌だった。特集が組まれていて、むさぼり読んだ。

ディスコグラフィーを頼りに集めた。今でもイーノの音楽はお宝でカーオーディオで一番かかる音楽がコレである。(^^)

そして、イーノの周辺でハロルド・バッドを知った。このイーノとのコラボレーションで一気にバッドの音楽世界に浸り、今に至る。

バッドの作品群は今でも継続で蒐集中である。今年、コロナ感染で亡くなった。非常に残念である。

と、CDラックを引き出して見ていると、時代の移ろいとともに自分の音楽遍歴が垣間見れてしみじみ、回想するのであった。

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